コンクリート打ちっ放しの建物の専門サイトをオープンしました。
主にコンクリート打ちっ放しの工事では2つの方法があります。
①コンクリートを新築のように再現
圧倒的に多い施工方法です。
コンクリートの外壁を洗浄→欠損部分の補修をした後にコンクリート調の色で塗装をする方法です。
その中に顔料を混ぜコンクリートの新築時の色合いを再現する物もあります。
ただ塗装をするだけではなく、パターンと言われる大きなスポンジのような物(化粧のファンデーションのイメージ)でパタパタと表面を叩き打ちっ放し感を再現します。
最後に専用の撥水剤を塗布し新築時のような綺麗な仕上がりになります。
②コンクリートの内側から改質させる
①とは異なり、コンクリートの外壁を洗浄→欠損部分の補修後に、コンクリートの改質を行います。通常コンクリートは劣化と共に、中性化してしまう事が多く、中性化したコンクリートをアルカリ性改質を行ってから、コンクリートの色合いを再現する方法です。こちらは①のような新築時の打ちっ放し感のある仕上がりではなく、適度に劣化した感じを残しつつ自然な感じで綺麗にします。
当社では各メーカーの様々なコンクリート塗料を比べた結果こちらの方法をメインでオススメしております。
工事前
工事後
塗装後の表面
このように塗っている事がわからない状態で、自然な感じで補修をしております。
また、10年以上の耐久性のある撥水剤も自然な感じで塗布しております。
この撥水効果がコンクリートの劣化を防ぐだけではなく、内部からも改質しているのでより強く耐久性のあるコンクリートに再生させる工事を行っております。
技術力や施工方法を知らない業者に任せてしまうと、色をつけて塗りつぶしてしまい取り返しのつない事になります。
こちらは打ちっ放しのコンクリートにコンクリート色に近い色で塗装をされていた現場の写真です。
ムラもありますが、コンクリートの質感が失われているのがわかると思います。
そして、こちらは白く塗装されているマンションです。
せっかくのコンクリートの打ちっ放しの質感などが全て失われています。
このようになってしまうと、今後劣化が始まるともっとひどいものになってしまうので注意が必要です。
コンクリート打ちっ放しの建物ではなく、一部分だけ打ちっ放しがある建物も大歓迎。
是非弊社にお問い合わせください。
コンクリートの内部から改質する工事を行う業者はなかなかおりません。
この記事へのトラックバックはありません。