お客様の声:大変満足しております。又お願いしようと思っています。
工事情報 | ||
シール | 塗装 | 防水 |
構造 | ALC造 3階建 | |
評価 | 5点 |
工事前
工事後
工事の特徴
- 保証年数:《シーリング / 保証5年 》 《 外壁塗装 / 保証10年 》 《 防水保証 / 10年 》
- 塗装箇所:外壁・コロニアル屋根・軒天・雨樋・SD扉・シャッター 各部位それぞれの塗料を選定
- 防水工法:《 塔屋・室外機置場→メッシュ工法 》《 屋上・ルーフバルコニー → 通気緩衝工法 》 《 出窓→密着工法 》
工事の様子
■シーリング工事
- 工事前の状態です。
- 既存のシーリングを撤去します。
- 既存のシーリング材を取り除いた後、目地を清掃しておきます。
- 笠木(かさぎ)とは、塀・手すり・腰壁・パラペットなどの頂部に施工する仕上げ材・雨水の浸入を防ぐ建築防水材です。アルミ笠木部分のシーリングに亀裂がある場合、橋をかけるようにシーリング材を盛りつける工法をジョイントシーリング(オーバーブリッジ) と言います。
- 笠木シール撤去→打替えをします。
- 笠木のジョイント部分に溝をつくって、シーリング材を充填します。
- プライマーは「初め」の意味で、素地に直接塗付する塗料を指し、塗膜の附着性をよくするためのものです。
- シーリング材を充填する箇所(目地やジョイント部分)にプライマーを塗布します。
- 目地をシーリング材で埋めます(充填する)。
- ペースト状の建築材料になります。
- 目地にヘラを押し当てながら、余分なシーリング材を掻き取っていきます。
- シーリング工事は完了となります。
■タイル工事
- 工事前の状態です。
- 工事後の状態です。
■塗装工事
- 工事前の状態です。
- 塗装の前処理として、鉄部をケレンします。
- ケレンとは、主に鉄部をヤスリで擦り、汚れや錆を落とし塗料の付着をよくする作業のことです。
- 軒天はマルチエースを2回塗布します。
- 雨樋はマックスシールド1500Si-Jy(シリコン塗料)で2回塗りします。
- 下塗りをします。
- 外壁・コロニアル屋根・SD扉・シャッターは各部位のそれぞれの塗料を使用し、下塗り→中塗→上塗りしていきます。
- コロニアル屋根は下塗り後、タスペーサーを設置します。【タスペーサー=縁切り部材】 塗料で塞いではいけない屋根材の重なり部分に隙間を確保するための部材です。
- 中塗りをします。
- 上塗り塗料と同様の塗料を塗布します。
- 上塗りをします。
- 同じ塗料を2度に分けて重ね塗りすることによって、初めて適正な塗膜厚が確保され、その塗料の耐久性が十分に発揮されます。
■防水工事
- 工事前の状態です。
- 塔屋・室外機置場はメッシュ工法のため、メッシュシートを貼っていきます。
- 【補強布】ガーゼのような網目状のシートで、防水層の強度を増す補強シートです。
- 屋上・ルーフバルコニーは通気緩衝工法のため、通気シートを貼っていきます。
- 下地に貼るシート。防水層内の湿気は外に通すが、外部側の湿気や水は通しません。
- 工事後は見えない部分のため、工事写真などでしっかりと施工過程を確認できることが望ましいでしょう。
- ウレタン防水層、1層目塗布します。
- ウレタン防水層、2層目塗布します。
- 1層目が完全に乾いたら2層目を塗布します。2層目の塗布により、メーカーの推奨する必要な厚みになり、本来の力を発揮します。
- 改修用ドレン(ドレン=排水溝)を設置します。排水溝の一部を新しいものに付け替える作業になります。
- 脱気装置とは、湿気の逃げ道を作って膨れを防止するためのものです。
- 水蒸気を逃がすことで、防水効果・建物の耐久性保持にも役立ちます。
- トップコートを塗布します
- 一番上に塗る保護塗料です。こちらはウレタン防水材とは異なり、防水性のない保護塗料です。日焼け止めに近い意味があります。
- 防水工事完了後になります。
最後に
今回の工事は、下地の補修をしっかり行ってからシーリング・塗装・防水工事の順に施工しました。
下地の劣化をそのままの状態で、工事を進めてしまうと見た目上は綺麗な仕上がりでも、防水性能や耐久性の良し悪しに大きな差が出てしまいます。
今回の工事では外壁劣化調査・外壁ひび割れ補修・鉄筋爆裂補修・欠損補修・タイル浮き部及び劣化部張替えの補修を行いました。
下地の状態についての調査をしっかり行った上で、補修方法を選定してもらいましょう。
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