江戸川区 加納ビル ガラス修繕工事
今回の工事は江戸川区にある5階建てビルの5階部分に位置する斜壁ガラス4枚・各種部品の交換と、窓枠のコーキング剤の打ち替えを行いました。
工事情報 | |
コーキング | 窓ガラス交換 |
構造 | RC造 5階建て |
工事前
工事後
工事の特徴
5階部分の斜壁ガラスの交換でしたので、斜壁廻りに足場を設置して外側からの作業と、室内からは細かいパーツの取り付け作業を行いました。
全体の流れとしては足場の組立て→コーキング→ガラス交換・各部品の交換→足場解体まで6日間で作業完了しました。
工事の様子
【窓枠コーキング打ち替え】
①工事前
②既存コーキングの撤去
③既存コーキング撤去部の掃除
④目地の両サイドマスキングテープで養生し、プライマーを塗布
⑤コーキング剤の注入
⑥コーキング剤をヘラで押さえてならす
⑦乾燥させてコーキング剤が固まったら工事完了
【窓ガラス交換】
今回使用したガラス【パイロクリア耐熱ガラス+A6+FL5】 W950×H1790を二枚・W880×H710を二枚
窓枠を取り付けているコーキング剤撤去
固定パーツを取り外す
既存のガラスを撤去
チェーンケース取り付け
ガスステイ取付け
チェーン取付け
ガラス交換・各パーツ取付け工事完了後
ハンドルボックス取り付け完了
最後に
防火(耐熱)ガラスの豆知識
防火ガラスとは、火災が発生した際の熱でガラスが割れたり、ガラスが割れたことによって家の外や中に炎が広がるのを防ぐためのガラスのことをいいます。
防火ガラスは主に、ガラスの中にワイヤーが入った網入りガラスと耐熱・耐防火性能を持った透明の防火ガラスの2種類があります。
【防火・耐火ガラス】
透明の防火・耐火ガラスは、板ガラスに特殊な加工や処理をすることで耐熱性を備えたガラスです。
網入りガラスのようにガラス内部に線が入っていないので、窓からの景色をよくしたい、外から見たときの景観をよくしたいという人に人気があります。
【網入りガラス】
網入りガラスとは、ガラスの中にワイヤーが入っているガラスのことです。火災時の炎の熱でガラスが割れてしまっても、ワイヤーが入っているおかげでガラスの脱落を防止し、炎の侵入を防ぐことができます。昔からよく使われている防火ガラスで、戸建てだけでなく、マンションなどでもよく見かけるかと思います。
中古物件のガラスが防火ガラスでなかった場合、、、
中古のマンションや一軒家を購入した方に多いのが、購入物件のガラスが建築基準法の条件を満たしておらず、役所から指摘を受けたというものです。
購入時に不動産会社などからの事前説明がなかったという人も多く、予想外の出費になることも。
対策としては、不動産会社などに「建築基準法や条例などでリフォームが必要な部分はないか」と確認しておきましょう。
消防法と建築基準法の違い
簡単に説明すると、火事が起こった際に火災の消化や非難などの消防活動を円滑に行えるようにするのが消防法。
火災が起こった際に炎が広がらないようにするのが建築基準法(火災以外にも色々な決まりがある)。
防火ガラスの設置は、主に建築基準法によって定義されています。
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