お客様の声:とても満足がいく工事でした。感謝致します。有難うございました。
工事情報 | |||
下地補修 | シール | 外壁塗装 | 防水 |
構造 | 地上3階 RC造 | ||
評価 | 5点(5点満点中) |
工事前
工事後
工事の特徴
《下地補修工事》
タイル浮き補修・モルタル浮き補修・外壁ひび割れ補修 0.3mm以下/ 0.4mm以上
鉄筋爆裂欠損補修・欠損補修・塗膜脆弱部補修・タイル欠損/ひび割れ張替え・補修箇所肌合わせ
《 シーリング工事 》
既存シーリング撤去
【シーリング箇所】
♦ タイル目地・タイルサッシ枠・サッシ水切り皿上・外壁手摺根元・エントランス庇・貫通部・外壁アルミ笠木ジョイントシーリング (2成分形 変成シリコン)
♦ モルタル目地・モルタルサッシ枠 (2成分形 ウレタンノンブリード)
《 塗装工事 》
♦ 外壁下塗り:ホワイトフィラーA(下地の凹凸をならし、調整する塗料)
♦ 外壁中塗り/上塗り:シリコンフレックスⅡ(高耐候性や低汚染性などの特徴を持つ、シリコン塗料が持つ基本的な性能を有する塗料)
♦ 付帯部塗装:樋・フード→錆止め含むシリコン2回塗り
♦ タイル塗装:スーパーSDクリヤーSi-JY2回塗り
■スーパーSDクリヤーシリーズの特徴
スーパーSDクリヤーシリーズは、意匠性の高いサイディング外壁のデザインをそのまま残すことができる外壁用クリヤー(透明)塗料。
さらには、従来のシリコン塗料・フッ素塗料を凌ぐ耐候性、汚れやカビ・藻の定着を長時間抑制する低汚染性を有している塗料です。
・光沢の再生
外壁用クリヤー(透明)塗料のため、意匠性の高いサイディング外壁を単色で塗りつぶすことなく、外壁のデザインをそのまま残すことが可能。
・耐候性
塗膜の劣化要因である紫外線に対して強い耐性を発揮し、長期間にわたり壁を保護する。
・低汚染性
塗膜表面が親水性を有しているため、付着した汚れが雨水により流れ落ちます。
また防カビ性・防藻性も有しており、ダブルの効果で塗膜を美しく保ちます。
《 防水工事 》
防水部位:ベランダ・庇・塔屋
防水工法:ウレタン塗膜防水 密着工法 (防水層を下地に完全に密着させる工法)→ DSM-200ゼロ2回塗布
【密着工法について】
■メリット:工期が比較的早い・コストパフォーマンスが高い・歩行可能/重歩行可能(工法による)
■デメリット:防水層が下地に密着している為、下地に含まれている水分の影響を受けやすいのでひび割れや膨れが発生しやすい。
工事の様子
■下地補修工事
《タイル欠損・ひび割れ張替え》
- 工事前
- カッター入れ
- ダイヤモンドカッターを使用し、タイル目地に沿って不良箇所周辺をカットする。
- タイル撤去
- 健全なタイルを損傷しないよう不良タイルを撤去。
- 撤去部分は綺麗に掃除する。
- タイル貼り
- 素地の補修後、既存タイルと同じ色彩の補修用タイルを張り付ける。
- 圧着セメントを塗布して下地との密着性を高める。
- 工事後
《その他補修工事》
タイル/モルタル浮き補修(ピンニング工法)・外壁ひび割れ補修 0.3mm以下(微弾性フィラー塗布)/ 0.4mm以上(Uカット・ウレタンシール・樹脂モルタル整形)
鉄筋爆裂欠損補修(樹脂モルタル整形)・欠損補修(樹脂モルタル整形)・塗膜脆弱部補修(セメンシャス)
- 工事前
- 下地補修工事後
■シーリング工事
- 工事前
- 既存シーリング撤去
- カッターを使用して既存のシーリングを取り除く
- 既存のシーリング撤去部分の清掃をしておく。
- シーリングを充填する際に、下地が綺麗であることが雨漏りを防ぐためには重要。
- プライマー塗布
- シーリング材と下地との付着を強化させるために塗る接着剤のようなもの。
- シーリング材充填
- 雨漏りを防ぐために、下地と各部位のつなぎ目をしっかりシーリングで埋める。
- 仕上げに専用のヘラでシーリング材を押さえ、平滑にする。
- 工事完了後
■塗装工事
- ケレン
- ケレンとは、主に鉄部をヤスリで擦り、汚れや錆を落とし塗料の付着をよくする作業のこと。
塗装の前処理として汚れをしっかり落とすことが大事。
- 外壁塗装
- 下塗り《ホワイトフィラー》→中塗り《シリコンフレックスⅡ》→上塗り《シリコンフレックスⅡ》
- 中塗りと上塗りの塗料は同じ。塗り重ねることによって必要な外壁塗膜の厚みができる。
- 付帯部塗装《樋・フード・錆止め含むシリコン2回塗り》
- 錆止め塗料→金属の表面に皮膜を形成し、錆の原因である水や酸素を遮断・除去することで錆や腐敗を防ぐ。
- タイル塗装《スーパーSDクリヤーSi-JY2回塗り》(外壁用クリヤー(透明)塗料)
- 従来のシリコン塗料・フッ素塗料を凌ぐ耐候性、汚れやカビ・藻の定着を長時間抑制する低汚染性を有している塗料。
- 工事完了後
■防水工事
- 工事前
- 下地調整。下塗り塗料の塗布。
- 下塗り塗料を塗布することで防水塗料との密着性がよくなり、防水性能も高まる。
- プライマー塗布
- 下塗り塗料(素地に直接塗布する塗料)と防水塗料(ウレタン)との密着をよくするための接着剤のような役割がある。
- 入り隅部シーリング補強
- 入隅とは、二つの壁が内向きに入りあってできる角の部分(凹になっている角)のこと。この角の部分に補強のためのシーリング材を埋める。
- ウレタン塗膜防水 1層目塗布
- ウレタン塗料による防水を作る作業は、1層目と2層目の2回塗りでより強度な防水層を作ることができる。
- ウレタン塗膜防水 2層目塗布
- 1層目が完全に乾いたら2層目を塗布する。2層目の塗布により、メーカーの推奨する必要な厚みになり、本来の力を発揮する。
- トップコート塗布
- こちらはウレタン防水材とは異なり、防水機能のない保護塗料。日焼け止めに近い意味がある。
- 工事完了
最後に
今回の工事では下地補修箇所が複数ありました。しっかりとした検査をして、下地の補修に取り掛かることは外壁塗装をする上で欠かせないものです。
いくら上質な塗料を塗り重ねたとしても、下地の状態がよくないまま外壁塗装を進めてしまうと外壁の耐久性に大きな差が出ることになります。
ひび割れ・タイルの浮き・欠損など細かな作業にはなりますが、見落としてしまうと命とりです。
施工したての外観ではわからなくても、小さな綻びが確実に欠陥となり建物の劣化を早めます。
下地調査を徹底している。
補修工事をしっかりと対応してくれる業者を選びましょう。
この記事へのトラックバックはありません。