マンションなど居住人がいる状況でも実施される、大規模修繕工事の時は洗濯物の扱いはどのようにすればいいのでしょうか。塗装が行われることもあることから、ベランダで干すことが難しいケースもあります。
今回は、大規模修繕工事の時に、洗濯物をどうするのか対処法について紹介していきましょう。
大規模修繕工事は塗料が飛散する
12年周期で行われることが多い、マンションの大規模修繕工事は、外壁塗装で下地処理・下塗り・中塗り・上塗りと様々な工程に分かれて実施されるため、長期にわたって実施されます。
じっくり作業するため、専用の足場も組むことがあるため、なかなか洗濯物を干すタイミングがなくなってしまうでしょう。
また外壁塗装は、かなり塗料が飛散するため、ベランダに洗濯物を干すと、一気に塗料まみれになってしまいます。
外壁塗装を行う前に、高圧洗浄で汚れなども飛ばすことから、塗料以外にもホコリなどが飛散するでしょう。
そのため、大規模修繕で外壁塗装が実施される時は、ベランダやバルコニーが一定期間使えなくなります。
大規模修繕工事の日程を把握しておく
大規模修繕工事で、外壁塗装が実施されている時は、洗濯物を干すことは困難です。しかし、工事の日程次第では洗濯物を干すことができるタイミングはあります。
工事の日程は、入居者に連絡が入るため、事前に大規模工事の日程を把握しておくことで、洗濯物を干すタイミングを見極めることが可能です。
例えば、エレベーターなどで洗濯物干し情報と記載されている張り紙がされていることもあるので、大規模修繕工事の日程がわからない時は、掲示板などチェックしてみてください。
大規模修繕工事は3ヶ月~6ヶ月はかかる
大規模修繕工事は、3ヶ月~6ヶ月はかかることから、かなり工期が長いことがわかります。ただずっと外壁塗装を行う訳ではないので、中には洗濯物を干すタイミングはあるでしょう。
しかし、長い間洗濯物が干せないのは苦労するので、工期が長いと理解しているのであれば、コインランドリーなどを利用する方法や部屋干しを実施することも重要です。
大規模修繕工事が終わるまで待っていたら、いつ洗濯物を干すことができるのかわかりません。そのため、大規模修繕工事が行われているのであれば、諦めてベランダ以外に干す手段を検討してみてください。
ベランダは塗料が飛散しやすい場所
大規模修繕工事で大壁塗装が行われていると、ベランダは塗料が飛散しやすい場所であるため、事前にベランダに置いてある私物は中に入れておく必要があります。
忘れて放置していれば、塗料がべったりついてしまっているといった問題が発生している可能性があるでしょう。
大規模修繕工事が始まる間に、ベランダにある私物は避難させる必要があるので、事前に準備をしておき、部屋のどこに置くのか、処理するのか計画的に進めてみてください。
大規模修繕工事の時は洗濯物の干す場所を考えておく
大規模修繕工事が開始されれば、工期が満了するまで塗料の飛散や騒音に悩まされることがあります。ベランダで洗濯物を干すことが難しくなるので、事前に洗濯物を干す場所を検討しておくことが大切です。
最寄りのコインランドリー探しておくことや乾燥機を購入すること、部屋干しすることなどを計画の中に入れておく必要があります。
大規模修繕工事は長期にわたって作業が進められていくので、タイミング次第では長い間、ベランダで洗濯物を干すことができない可能性があるでしょう。
そんな時に、洗濯物を干す場所を決めておかないと、洗濯物が溜まってしまいます。大規模修繕工事が開始される前に、洗濯物を干す場所を検討しておくことで、洗濯物の心配をしなくてもいいので、検討しておきましょう。
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