木造3階建ての外壁・屋根の塗装、バルコニーの防水工事の施工実績になります。
工事情報 | |
屋根・外壁塗装工事 | |
構造 | 木造 3階建て |
評価 | 対応中 |
工事前
工事後
工事の特徴
■塗装工事:塗装の前に外壁・屋根の高圧洗浄をします。
■塗装材メーカー:株式会社アステックペイントジャパン
外壁:下塗り エポパワーシーラー
外壁:中塗り・上塗り 超低汚染遮熱シリコン塗装 リファイン1000Si-IR
屋根:下塗り サーモテックシーラー
屋根:超低汚染遮熱シリコン塗装 中塗り・上塗り リファイン500Si-IR
付帯部:シリコン塗装
■防水工事:バルコニーの防水工事はウレタン塗膜防水 メッシュ工法
■防水材メーカー:株式会社ダイフレックス DSM-200Mゼロ遮熱での対応です。
工事の様子
【塗装工事】
・工事前
工事前の既存の状態です。
・洗浄
塗装の前処理として汚れを落とす作業です。高圧洗浄で表面のコケ・汚れなどをしっかり洗い流します。
・ケレン
ケレンとは、主に鉄部をヤスリで擦り、汚れや錆を落とし塗料の付着をよくするための作業です。
・下塗り
下塗り塗料を塗布します。
中塗り、上塗り塗料がムラなく乗るように下地を調整する役割を担う。
細かいひび割れなどは弾性塗料でダメージを補修されます。
・中塗り
上塗りと同様の塗料を塗っていきます。
上塗り材の補強や平滑な下地を作ることが目的です。仕上げ塗料を中塗りと上塗りの2回に分ける事で、雨や紫外線に強く耐久性の高い外壁・屋根に仕上げることが出来ます。
・上塗り
中塗りと同様の塗料を塗って仕上がりとなります。
上塗り塗料を2度塗ることによって、初めて適正な塗膜厚が確保され、その塗料の耐久性が十分に発揮されます。
塗料選定もさることながら、適正な作業工程や塗装工程が耐久性を発揮させる重要な役割となります。
■注意するポイント
塗料には必ず水分が含まれており、乾燥後の中塗り塗料の表面には塗料中に含まれる水分の乾燥の跡ができることがあるため、その気泡の跡を埋めてしっかりと外壁と塗料を密着させます。
・工事完了後
工事完了後の状態です。
工事前と比較するための記録写真となります。
【バルコニー防水工事】
①工事前:工事前の既存の状態です。
②高圧洗浄後サンディング:既存下地を平滑にならします。
③プライマー塗布:はじめに塗るもの。ボンドのような役割です。
④メッシュシート貼り:防水層の強度を高めるための補強シートです。
⑤ウレタン1層目:ウレタン塗膜防水工事は1層目と2層目の2回塗りでより強度な防水層を作ることができます。
⑥ウレタン2層目:1層目が完全に乾いたら2層目を塗布する。メーカーの推奨する必要な厚みになります。
⑦トップコート塗布:防水機能のない保護塗料です。日焼け止めに近い意味があります。
⑧工事完了後:工事完了後の状態です。
①工事前 | ②高圧洗浄後サンディング |
③プライマー塗布 | ④メッシュシート貼り |
⑤ウレタン1層目 | ⑥ウレタン2層目 |
⑦トップコート塗布 | ⑧工事完了後 |
最後に
外壁塗装における下塗りとは
下塗り塗料とは、外壁材や屋根材などの塗装面に一番最初に塗る塗料です。
下塗り塗料は、中・上塗りの密着性を良くするために、塗装面を整えるための塗料となります。
代表的なものにプライマー、シーラー、フィラーがあります。
シーラーとプライマーは、名前は違いますがほぼ同じものです。
フィラーは、モルタルの外壁材にヘアクラックがある場合などに使われ、サイディングには使いません。
どんなに良い上塗り塗料を使っても、下塗りがしっかりしていないと早々に塗膜が剥離現象を起こしたり、ダメージを十分にカバーできなかったりする可能性があります。そのため、塗装面の状態がよくても必ず下塗りはします。
シーラーは、外壁材や屋根材などの塗装面に一番最初に塗るもので、その後に塗る中・上塗りと塗装面の密着性を高める役割があります。よく下塗りと言われます。実は、上塗り材には密着性はありません。そのため、シーラーが両面テープのような役割をします。
また、痛んでいる塗装面は塗料を吸い込んでしまう性質があります。そのため、シーラーをたくさん吸収させ、吸い込みを止める役割もあります。この場合、通常1回だけ塗るところを2回塗る必要があります。
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