葛飾区 戸建屋上トップコート塗替え工事
葛飾区にある戸建の屋上のトップコート塗替え工事を行いました。定期的に塗り替えることで防水層の持ちがよくなり耐久性も高まります。
工事情報 | |
屋上防水層トップコート塗替え | |
構造 | 確認中 |
工事前
工事後
工事の特徴
既存の防水層を守る、トップコート(保護塗料)の塗替えのみ行いました。
トップコートの塗替えが必要になるのは、露出防水層になります。
直接外気に触れる部分は、紫外線や風雨の影響によりダメージを受けて徐々に劣化していきます。
ダメージを受け続ければ、防水層の劣化が進み防水機能が失われ、雨漏りの原因や建物内部の腐敗に繋がってしまいます。
そこで防水層にトップコートを塗布し、防水層を保護することでダメージ軽減させるのです。
防水層を良い状態でキープするためにはとても重要な工事です。
工事の様子
①高圧洗浄
防水層についた汚れやコケなどを高圧洗浄でしっかり洗い流します。
施工箇所の表面や既存の防水層の表面はほとんどの場合汚れていて、埃やコケ類が付着しています。
このような状況のまま防水層を形成しても、しっかりした施工はできないため、まず最初に行う下地処理作業が非常に重要となります。
②プライマー塗布
今回の工事では旧防水層の上にプライマーを塗布することによって、その上に塗るトップコートとの密着性を高めました。
下地の小さなひび割れを補修し、膨れをなど防ぐための重要な作業でもあります。
③トップコート塗布
既存防水層の表面をトップコートを塗布してコーティングします。
防水層は紫外線にとても弱いです。外壁塗装に比べて、日中ずっと太陽光に当たっている屋上などはトップコート塗装をして保護してあげる必要があります。
特にウレタン防水の場合、紫外線などによって黄変・硬化してしまうため、トップコートなしでは耐久性が全く発揮できない防水層になってしまいます。
塗り替えるタイミングとしては、アクリル塗装で5年、シリコンで10年程度。
ただ、一度トップコートを施してしまえば、次回の防水工事はこのトップコートを10数年サイクルで塗りなおすだけで大丈夫です。
④工事完了
最後に
防水層のSOSサインを見逃さない!
トップコートの塗替えのみ依頼したはずが、既に防水層まで劣化症状が進んでしまい、結局大掛かりな防水工事になってしまったというケースをよく聞きます。
劣化のサイン
- 防水層のふくれ、めくれ、やぶれ
- 目地部分の浮きやコンクリートのひび割れ等
- 草木の繁殖。防水層を貫通した草木は防水層の下に水が回っていることの証明になる
- 勾配不良。勾配が悪く、雨水が溜まっていく。
- ドレン(排水溝)の清掃。ドレン廻りの清掃不足は防水層の劣化を早める原因や漏水の原因となる。
劣化のサインが出始めたら、すぐに業者に相談しましょう。
どのような工事方法が適しているのか、費用はいくら位かかるのかなどを知るためにも複数の業者から見積もりを取る事をおすすめします。
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