長~いお休みを頂けたGW休暇。
今回も奥さんの実家の大阪に行ってきました。
毎度のことのように食べ飲み歩きはしましたが、
以前から一度は見てみたいと思っていた太陽の塔に行こうとゆう事になりました。
僕はただ外から一目でも見れればと思っていたましたが、
奥様が
「今内部公開もしてるみたいだよ」
とのこと。
それであればせっかくなので中も見ようと色々調べていると、、、
まず内部公開が
・時間指定の定員制(チケット予約)
・48年ぶりの内部公開
・今年の3月に公開したばかり
とのこともあり予約できる期間の4ヶ月先まで全て予約で埋まっていました。。
これは見るのは厳しいかなと思っていました。
が、
なんとタイミングよくキャンセルが出てちょうど2枚予約できたとの連絡が!!
軽い気持ちで太陽の塔に行こうと言いまいしたがこうなってくると嫌が応にもテンションは上がります。
こんな前置きはさて置き。笑
実際見ると外見だけで強烈なインパクト!!!!
小さい時に見ていたら怖くて泣いていたかもしれません。笑
周りは本当に何もなく、太陽の塔だけが
そびえ立っていました。
これが太陽の塔か~、、、と
外から見るだけで
圧倒されてしまいました。
今でこそ、岡本太郎さんの作品は現代アートとしてかなり有名ですが、
戦後まもない日本では、そういったカラフルでよくわからない抽象的な
表現のものは全くもって受け入れてもらえなかったと聞きました。
それでもそんな厳しい時代にも関わらず、自分の世界観を突き通した
太郎さんは、本当にすごい人だなと、、、
肝心の太陽の塔の中ですが、
ほとんどが綺麗に修復されていて、
僕的にはもう少し当時のままの姿が見たかったかなと、少し残念でした。
ですが、同じ建築系の仕事をさせてもらってるものとして、
この修復作業はとてつもなく大変で膨大な作業だったんだろうなと。
壁は真っ赤で、真ん中に生命の樹が立っています。
僕が一番感動したのが、太陽の塔の腕の部分です。
鉄骨が複雑に組み合わさっていて、そこをライトアップしているのですが、
本当に幻想的で吸い込まれそうになりました!
うまく説明できないのですが、実際見ればわかります。笑
当時はここをエスカレーターが通っていて
このまま外に出れたみたいですが、
現在はありませんでした。かなり行きたかったです。
僕は、芸術だとかアートだとかっていうのは
何もわからないですが、今回太陽の塔を見て、
感動というよりは、岡本太郎のパワーや信念を
感じさせられたなと思います。
※内部の写真撮影が禁止でしたので興味のある方は【太陽の塔 内部】で検索すると画像がいっぱい出てきますので一度ご覧になってみてください。
ここまできてですが太陽の塔について少しだけ。
1970年に開催された万国博覧会に建設された建造物で、
万博のテーマ【人類の進歩と調和】
にちなんで芸術家の岡本太郎氏がデザインした芸術作品であり建造物です。
(当初、岡本太郎さんはこのテーマについて、「人類に調和などないのだ!怒」とこの万博の
仕事は断っていたそうですが、「僕がその調和というやらの概念を壊してやろうぢゃないか」と
最終的に引き受けたそうです。笑)
当時万博が終わり全ての建造物が壊される予定でしたが、
太陽の塔だけは撤去反対の署名運動が起こり1975年に永久保存が決定したようです。
そんなこんなんで、太陽の塔というより
岡本太郎さんの偉大さの方を感じ取った太陽の塔見学でした!
※生命の樹をイメージしました。
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