お客様の声:6月の梅雨の前に作業が終わりほっとしています。
後片付け、防水、近所への心配り、今迄他の業者にやってもらいましたが、これだけ気配りのある業者はいません。こちらが気付かない箇所も心配りしてくれて、又職人さんの対応もすごく良かった。
アフターケアの面でも充実しています。『なんでも 』相談して下さいとのお話に安心しました。
工事情報 | |||
下地補修 | シーリング | 防水 | 塗装 |
構造 | 鉄筋コンクリート造 地上3階建て | ||
評価 | 5点満点中 5点 |
工事前
工事後
工事の特徴
■防水材メーカー:AGCポリマー建材株式会社(サラセーヌ)
屋上
平場:通気緩衝工法 ウレタン塗膜防水 AV-KK50T
立上り/笠木:メッシュ工法 ウレタン塗膜防水 SD-立上り20T
塔屋
平場:密着工法 ウレタン塗膜防水 SD-KK30T
立上り/笠木:密着工法 ウレタン塗膜防水 SD-立上り20T
■シーリング材メーカー:サンスター技研株式会社
サッシ枠:2成分形 ウレタンノンブリード
サッシ水切り:2成分形 変形シリコン
■塗装材メーカー:株式会社アステックペイントジャパン
外壁シリコン塗装下塗り:ホワイトフィラー
外壁シリコン塗装中・上塗り:シリコンフレックスⅡ
工事の様子
■ 下地補修工事
- 下地補修工事前
- 下地補修工事後
■シーリング工事
- 工事前
- 工事前の施工箇所の記録写真を、施工後の記録写真と比較。
既存の状態のデータを残し、今後の工事の参考にする。
- 既存のシーリング材を取り除き、除去した後に目地を清掃する。
- 撤去部分の掃除
- 隙間なく下地・シーリング材を埋めるためには、目地をきれいな状態にすることが重要。
- プライマー塗布
- 下塗り塗料(素地に直接塗布する塗料)シーリング材と下地の密着をよくするための接着剤。
- プライマー塗布後、乾燥時間をあまり空けすぎても逆に空気中の埃が付着して接着力が落ちるので注意する。
- シーリング材充填
- 目地をシーリング材で埋める。ペースト状の建築材料。
- 建物の防水性や気密性を保つために、外壁や窓枠等の継ぎ目や隙間に施工する。伸縮目地部分にしっかりとしたシーリング材を充填することで、 防水層との密着性と伸縮性を高めて防水層が下地から受ける景況を最小限にし、しいては防水層の伸縮性能をアップすることになる。
- ヘラでシーリング材を押さえ平滑にならしていく。
- シーリング材は季節によって固まる時間も変わってくる。また、手際よく作業を進めないと表面がぶつぶつになってしまうので、ヘラ押さえは時間に合わせ素早く丁寧に仕上がるよう行う。
- 工事完了
- 施工前と比較するための記録写真。施工後の状態のデータを残し、今後の工事の参考にする。
■ 防水工事
- 工事前
- 工事前の施工箇所の記録写真を、施工後の記録写真と比較。
既存の状態のデータを残し、今後の工事の参考にする。
- ケレン
- 塗料の付着をよくするためにヤスリで汚れや錆を落とす作業。ケレン後は掃除する。
- プライマー塗布
- 下地と防水塗料(ウレタン)との密着をよくするための接着剤のような役割があります。
- 通気シート貼り
- 下地に貼る通気シート。防水層内の湿気は外に通すが、外部側の湿気や水は通さない。
- 防水層に水分が浸入し、湿気となって出ようとした結果防水層が膨らむ。その膨れを防ぐために通気シートを貼り、内部の通気性をよくする。
- 通気シートジョイント部メッシュテープ貼り
- 通気シートのつなぎ目をしっかり補強しないと雨漏りの原因になる事があるため、つなぎ目部分に密着性を高めるためのメッシュテープを貼る。
- 脱気筒設置
- 脱気装置とは、防水層に湿気の逃げ道を作って膨れを防止するためのもの。
- 下地コンクリートは日常の雨・屋内の湿気・水分を含んでおり、昼夜の温暖差や太陽熱により水蒸気を発生させる。この水蒸気によって防水層が膨れ、耐久性が弱くなることで劣化を促進してしまい、雨漏りの原因となる。こういった防水層の膨らみを防止するのが脱気筒。水蒸気を逃がすことで、防水効果・建物の耐久性保持にも役立つ。
- 立上りメッシュ貼り
- 立上りとは、施工面の平らな場所(平場)に対して、垂直に移行した垂直部分のこと。その垂直部分にメッシュシートを貼っていく。
- 防水工事をする際に立上りや平場と立上りのつなぎ目である入り隅部分もしっかりと防水しないと雨漏りの原因となるため、平場と同じようにメッシュシートを貼って防水層を補強する。
- ウレタン塗膜防水1層目塗布
- ウレタン塗料による防水を作る作業は、1層目と2層目の2回塗りでより強度な防水層を作ることができる。
- ウレタン塗膜防水2層目塗布
- 1層目が完全に乾いたら2層目を塗布する。2層目の塗布により、メーカーの推奨する必要な厚みになり、本来の力を発揮する。
- トップコート塗布(トップコートは一番上に塗る塗料)
- こちらはウレタン防水材とは異なり、防水機能のない保護塗料。日焼け止めに近い意味がある。
- あくまで保護材で、この塗料には防水機能はない。防水工事を行うと言ってトップコートだけ塗る業者もいますが、悪徳工事で見た目は綺麗でも防水工事とは言えない。
- 工事後
- 施工前と比較するための記録写真。施工後の状態のデータを残し、今後の工事の参考にする。
■ 塗装工事
屋上鉄部手摺塗装
- ケレン:主に鉄部をヤスリで擦り、汚れや錆を落とし塗料の付着をよくする作業のこと。
- 錆止め塗料を塗布:金属の表面に皮膜を形成し、錆の原因である水や酸素を遮断・除去することで錆や腐敗を防ぐ。
- セラマックス1500Si-JY塗布する。
- 工事完了
外壁塗装
- 工事前
- 高圧洗浄:表面のコケ・汚れなどをしっかり洗い流します。
- 外壁シリコン塗装下塗り:ホワイトフィラーA塗布
- 外壁シリコン塗装中塗り:シリコンフレックスⅡ塗布
- 外壁シリコン塗装上塗り:シリコンフレックスⅡ塗布
- 中塗り・上塗り2回塗布することで適正な塗膜の厚みになる。
- 工事完了
雨樋塗装
- 工事前
- ケレン:主に鉄部をヤスリで擦り、汚れや錆を落とし塗料の付着をよくする作業のこと。
- 雨樋シリコン塗料塗布
- 工事完了
最後に
今回の工事では外壁塗装にシリコンフレックスⅡを使用しました。
★シリコンフレックスの特徴について★(株式会社アステックペイントジャパン カタログより抜粋)
【低汚染性】汚れが付着しにくく、美観を長期間保持します。
塗膜が親水性を持ち、塗膜に付着した汚れや排気ガスなどの汚染物質が雨水によって洗い流される、優れたセルフクリーニング機能を有する塗料です。そのため、塗膜表面に汚れが付着しにくく、建物の美観を長い期間にわたり保持します。
【防カビ性】カビや藻の発生を防ぎ、美観の保持に貢献します。
「JIS Z 2911 かび抵抗試験方法」に合格。
塗膜に特殊コーティングを施していることで、カビや藻類の発生を抑制し、長期間の美観保持に貢献します。
【安全性】人と環境に優しい安全な塗料です。
シンナーのような溶剤を含まないため、臭気が少なく安全な塗料です。さらに、ホルムアルデヒド放散等級F☆☆☆☆の規定に準拠しており、環境や人に優しい塗料であることが証明されています。
※F☆☆☆☆とは → ホルムアルデヒド発散量を表す等級の中で、発散レベルが最も低い製品に表示することができる最高ランクの等級です。
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