外壁の一部の目地をコーキングし、コンクリート塗装しました。
撥水性に優れ、自然な風合いに仕上がるコンクリート再生塗料を使用しています。
工事情報 | |
コーキング(シーリング) | 塗装 |
構造 | 鉄筋コンクリート 3階建て |
評価 | 対応中 |
工事前
工事後
工事の特徴
■外壁塗料メーカー:株式会社バークス環境
コンクリート打ち放しの外壁にSクリートアップ・Sクリートカラー・Sクリートガードを各2回ずつ塗布。
コンクリートのひび割れは、Sクリートクラック(超微粒子セメント)工法にて補修。
Sクリートアップ・カラー・ガードそれぞれの主な特徴
【Sクリートアップ】
- ひび割れたコンクリートの内部深くまで浸透し、しっかり改質。
- コンクリート塗装のシーラーとして最適。
- コンクリートのアルカリ性回復、中性化抑制。
- コンクリートのひび割れ(クラック)箇所の補修に最適。
- コンクリートのひび割れ(クラック)抑制。
【Sクリートカラー】
- 補修跡などの色違いを自然な風合いで色調整できる。
- 耐候性・退色性・施行性に優れ、コンクリート打ち放しの風合いを損なわない。
- Sクリートカラーのプライマーとして浸透性コンクリート改質材「Sクリートアップ」を事前に塗布すると、凍害や塩害等といった劣化原因から長期間にわたりコンクリート躯体を強固に保護する。
【Sクリートガード】
- 塗布後素早く浸透して、コンクリートやモルタルの表層に超撥水層を形成する。
- 耐候性に優れ、長期間に渡って塗布面を保護する。
- Sクリートガードは氷点下20℃までの温度環境でも施工可能。凍結融解や融雪剤など、コンクリートにとって厳しい環境でも優れた効果を発揮する。
- 中性化の原因となる二酸化炭素と、内部鉄筋の腐食の原因となる塩化物イオンもシャットアウト。
工事の様子
【コーキング工事】
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- 工事前写真
- 既存のコーキングをカッターを使用して撤去します
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- カッターで切り取った部分を綺麗に取り除きます
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- 目地部分にプライマーを塗布します。
- プライマーを塗布すると、コーキングを充填した際に密着性が高まります。
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- コーキング材を目地に充填します
- 充填したら、専用のヘラで押さえて平滑にします
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- コーキング工事完了です
【外壁塗装工事】
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- 工事前
- 外壁を高圧洗浄してカビや藻などの汚れを落とした後に、表面に残っている撥水性のある塗膜成分を落とします。
- Sクリートアップを塗布します。
- この塗料は表面に膜を作らずに、壁に浸透し表層に撥水層を作ります。
- 内部からコンクリートを改質・強化、経年により中性化の進行したコンクリート、塩害や凍害、アルカリ骨材反応などでひび割れや微細なクラックが生じたコンクリートを健やかに回復させます。
- 2回目の塗布は、1回目の塗布完了後、塗布面が乾燥してから行います。
- クラック(ひび割れ)箇所にもSクリートアップを塗布し、Sクリートクラック(超微粒子セメント)をゴムベラ等で摺り込むように注入します。
※超微粒子セメントを事前に無機顔料(黒色)にて調色しています。
- Sクリートクラック(超微粒子セメント)注入後、表面に付着した余分な超微粒子セメントをヤスリで落として平滑にします。
- Sクリートカラーを塗布します。(シラン・シロキサン系無機ペイント材)
- 清水で倍希釈した後、ローラーにて全面に1~2回(追っかけ)で塗布します。(Sクリートカラーは薄めのコンクリート色に調合されています)
- Sクリートカラー(シラン・シロキサン系無機ペイント)はコンクリート打ち放し向けの半透明色調整材です。高い遮水性能・自然な外観、風合いになります。
- Sクリートガードを塗布します。
- コンクリートやタイル目地を強固に守る超撥水剤です。
- ローラー、刷毛、噴霧器などを用いてSクリートガードを均一に塗布します。飽和状態となるまでしっかりと塗布します。1回目の塗布完了後、塗布面が乾燥してから2回目の塗布を行います。
- 水養生(低圧散水)は不要です。
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- 工事完了です。
最後に
Sクリートガードの撥水性のすごさを写真でご紹介!
株式会社バークス環境から出しているSクリートガードは高機能なコンクリート・モルタル超撥水剤です。
別の工事場所でSクリートガードを塗布した際の写真です。塗布面に水をかけてみると、こんなに水を弾きました!!撥水性に優れていることがよくわかります。↓ ↓ ↓
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