江東区・Fマンションのバルコニー防水工事を【ウレタン塗膜防水・密着工法】で行いました。
工事情報 | |
防水工事 | |
構造 | 5階建て RC造 |
工事前
工事後
工事の特徴
■ウレタン塗膜防水
■仕様:密着工法 SD-KK20T
■防水材メーカー:AGCポリマー建材株式会社(サラセーヌ)
■ドレンにエポタール使用
工事の様子
・工事前の状況です。
・ケレン作業を行います。
表面の汚れを落します。このケレン(清掃・下準備)が不十分な場合、表面の仕上がり状態が悪くなり、耐久性だけではなく、またすぐに錆が発生する等大きな問題も発生します。
・既存下地の補修を行います。
既存下地の不良品(ひび割れ・浮き)の補修をして凸凹をなくします。下地の補修をしっかりと行い、平滑にすることで下地塗料・防水塗料の密着性がよくなり、防水性能も高まります。
・プライマー(下地塗料)を塗布します。
防水塗料(ウレタン)との密着をよくするための接着剤のような役割があります。
・シーリング材で入り隅を補強します。
入隅とは平場と立上りの境い目の所です。シーリング材で補強することによって、隅からの漏水を防ぎ、マンションの揺れや振動に対して影響を受けやすい部分を守ります。
・ウレタン防水材を塗布します。(左/一層目・右/二層目)
1層目と2層目の2回塗りでより強度な防水層を作ることができます。液体状の材料を使って現場で仕上げる工法なので、複雑な形状をした場所でも継ぎ目のない完全な防水膜を加工できます。
・トップコートを塗布します。
ウレタン防水材とは異なり、防水機能のない保護塗料です。日焼け止めに近い意味があります。
・ドレンにエポタールを塗布します。
金属に直接塗って強力な保護性能を発揮します。
・工事完了後です。
最後に
【エポタール】について。
水道管・水圧鉄管・配水管・導水管など耐水性を要求される構造物の防食用やそのほか耐水・耐塩水性を要求 される場所に適した塗布材です。
耐久性、耐薬品性、密着性などに優れていて、金属に直接塗って強力な保護性能を発揮します。
また特定化学物質(コールタール)を配合しない環境配慮型塗料です。
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