お客様の声:対応中です
工事情報 | |
防水工事 | |
構造 | 5階建 ALC造 |
評価 | 対応中です |
工事前
工事後
工事の特徴
【工事保証】
《 屋上防水 : 3年 》
《 5F屋上防水 : 10年 》
《 5Fルーフバルコニー : 10年 》
防水材メーカー:株式会社ダイフレックス
工事の様子
- 工事前の状態です。
- 高圧洗浄で素地の汚れやカビなどを除去します。
- 劣化部の撤去をします。
- 既存の伸縮目地を撤去します。
- 伸縮目地は、コンクリートの熱膨張力を逃すために作られている目地です。一定区画ごとに設けられ変形を吸収します。
- プライマーを塗布します。
- シーリングを注入し、目地埋めをします。
- 入り隅部シーリング
- 入隅とは、二つの壁が内向きに入りあってできる角の部分(凹になっている角)のことです。この角の部分に補強のためのシーリング材を埋めていきます。
- 下地調整をします。
- 既存下地の不良部(ひび割れ・浮きなど)の補修をして凸凹をなくします。防水層を形成する工程上、下地の処理をしっかりと行うことが重要となります。
- 通気シート貼り
- 下地に貼るシートです。防水層内の湿気は外に通しますが、外部側の湿気や水は通しません。
- 改修用ドレンの設置。ドレン(排水溝)の一部を新しいものに付け替える作業です。
- 排水溝の破損・詰まりなどによって、そこから雨漏りが起きます。改修工事では排水溝全体の修繕はできないため、排水溝の先端部分を新たに取り付けます。そうすることによって防水効果が保たれるのです。
- 立上りにメッシュを貼ります。
- 立上りとは、施工面の平らな場所(平場)に対して、垂直に移行した垂直部分のことです。その垂直部分にメッシュシートを貼ります。
- 防水工事をする際に立上りや平場と立上りのつなぎ目である入り隅部分もしっかりと防水しないと雨漏りの原因となるため、平場と同じようにメッシュシートを貼って防水層を補強します。
- 通気シートジョイント部分の補強をします。
- ウレタン1層目を塗布します。
- ウレタン塗料による防水を作る作業は、1層目と2層目の2回塗りでより強度な防水層を作ります。
- ウレタン2層目を塗布します。
- ウレタン防水は2回塗りをすることで、適正な塗膜厚を確保し、耐久性能を高めます。
- トップコートを塗布します。
- こちらはウレタン防水材とは異なり、防水性のない保護塗料です。日焼け止めに近い意味があります。
- 工事完了になります。
最後に
ウレタン防水の塗り重ねる回数について。
ウレタン塗膜防水は2回塗りをすることで、適正な塗膜厚を確保し、耐久性能を高めることができます。
新築や施主から見ることのできない位置での作業の場合、この2層目を行わず1層目のみで終わらせてしまう悪徳業者が後を絶ちません。
1層目のみでも防水層のため雨漏りは防ぎますが、本来の耐久年数は発揮しません。
工事写真などで必ず作業の確認が必要となります。
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