墨田区 Kビル外壁その他修繕工事
お客様の声:5点満点中5点を頂きました。
工事情報 | |||
下地補修 | コーキング(シール) | 外壁塗装 | 防水(塔屋・屋上・4F南側ルーフバルコニー・4F/5F北側バルコニー) |
構造 | ALC造 5階建 | ||
評価 | 5点 |
工事前
工事後
K様 アンケート
工事の特徴
【塗装工事】
塗装材メーカー:株式会社アステックペイントジャパン
外壁:《下塗り:ホワイトフィラー》《中塗り・上塗り:超低汚染遮熱シリコン塗装 リファイン1000Si-IR 超低汚染性・高耐候性・高遮熱保持性》
外壁タイル面:《タイルフレッシュ》
キュービクル式高圧受電設備・雨樋・配管:《下塗り塗料 ⇒ 中塗り・上塗り マックスシールド1500Si-JY》
【防水工事】
防水材メーカー:株式会社ダイフレックス
塔屋・屋上・4F南側ルーフバルコニー:《ウレタン塗膜防水:通気緩衝工法 DST-300ゼロ遮熱》
4F・5F北面バルコニー:《ウレタン塗膜防水:密着工法 DSM-200ゼロ遮熱》
【保証】
下地補修:1年 シーリング:5年 外壁塗装:10年 防水:10年
工事の様子
【下地補修】
・外壁下地劣化調査
打診棒使用及び目視で、劣化部分の調査を行います。
・タイル劣化部張替え
①工事前 | ②タイル劣化部撤去→掃除 |
③タイル張替え | ④モルタルでタイルの目地詰め |
⑤タイル表面に付着した目地モルタルを、水を絞ったスポンジで拭き取る。 | ⑥工事完了 |
・その他・・・ひび割れ補修 / 鉄筋爆裂補修 / 欠損補修 / 塗膜脆弱部補修
【コーキング】
コーキングとは・・・ペースト状の建築材料。建物の防水性や気密性を保つために、外壁や窓枠等の継ぎ目や隙間に施工します。
・工事前・・・工事前の既存の状態です。
・既存コーキング撤去・・・カッターを使用して既存のコーキング材を取り除きます。
・コーキング撤去後に目地の掃除・・・シーリングの効果を長持ちさせるために、まずは既存下地をきれいに掃除しておくことが大事です。
・プライマー塗布・・・プライマーを塗布します。素地に直接塗付する塗料を指し、塗膜の附着性をよくするものです。
・コーキング材充填・・・コーキング材を目地に沿って充填(注入)します。
・ヘラ押さえ・・・コーキング材をヘラで押さえて目地に平滑に慣らしていきます。
・工事完了・・・コーキング材がしっかり硬化したら工事完了となります。
【塗装工事】
・工事前・・・工事前の既存の状態です。
・高圧洗浄・・・高圧洗浄で表面のコケ・汚れなどをしっかり洗い流します。施工箇所の表面や既存の防水層の表面はほとんどの場合汚れていて、埃やコケ類が付着しています。このような状況のまま防水層を形成しても、しっかりした施工はできないため、まず最初に行う下地処理作業が非常に重要となります。
・ケレン・・・塗料の付着をよくするためにヤスリで汚れや錆を落とす作業です。ケレン後は掃除してきれいな状態にします。
・外壁塗装・・・外壁超低汚染遮熱シリコン塗装 下塗り(ホワイトフィラー)/ 中塗り・上塗り(リファイン1000Si-IR)
①下塗り ホワイトフィラー | |
②中塗り リファイン1000Si-IR | ③上塗り リファイン1000Si-IR |
・キュービクル式高圧受電設備 / 配管 / 雨樋 シリコン塗装・・・下塗り/ 中塗り・上塗りマックスシールド1500Si-IR
①下塗り | |
②中塗り マックスシールド1500Si-IR | ③上塗り マックスシールド1500Si-IR |
・タイル塗装・・・超低汚染弱溶剤型 タイルフレッシュ塗布
・工事完了・・・工事完了後の状態です。
【防水工事】
・工事前・・・工事前の既存の状態です。
防水箇所/工法
■塔屋 ・ 屋上 ・4F南側ルーフバルコニー : 通気緩衝工法
■4F・5F北面バルコニー: 密着工法
・既存防水層劣化部補修・・・劣化の激しい既存保護層・防水層を撤去し、補修します。
・ケレン / 掃除・・・ケレンとは、汚れや錆を落とし塗料の付着をよくするための作業です。下地の処理・清掃を入念にやることで耐久年数にも差が出ます。
・既存伸縮目地撤去・・・既存の伸縮目地が劣化しているので、専用の工具を使って撤去します。
目地(めじ)とは、部材の接合部分にできる継ぎ目のこと。伸縮目地は、コンクリートの熱膨張力を逃すために作られている目地で、一定区画ごとに設けられ変形を吸収します。
・下地調整・・・既存下地の不良部(ひび割れ・浮きなど)の補修をして凸凹をなくします。防水層を形成する工程上、下地の処理をしっかりと行うことが重要となります。
カチオンモルタルを塗布して、素地に馴染ませます。
・伸縮目地充填 / ヘラ押さえ・・・目地部分にプライマー塗布後 ⇒ コーキング材を目地に充填 ⇒ コーキング材を目地に沿ってヘラで押さえて平滑に慣らします。
・入り隅部コーキング・・・入隅とは、二つの壁が内向きに入りあってできる角の部分(凹になっている角)のことです。
この角の部分に補強のためのコーキング材を埋めていきます。
・プライマー塗布・・・下地とウレタンとの密着をよくするための接着剤の役割がある塗料です。また、小さなひび割れの補修にもなります。
・改修用ドレン設置・・・排水溝の一部を新しいものに付け替える作業です。排水溝の破損・詰まりなどによって、そこから雨漏りが起きます。改修工事では排水溝全体の修繕はできないため、排水溝の先端部分を新たに取り付けます。そうすることによって防水効果が保たれるのです。
・通気シート貼り・・・下地に貼るシートのこと。防水槽内の湿気は外に通すが、外部側の湿気や水は通しません。
防水層に水分が浸入し、湿気となって出ようとした結果防水層が膨らみます。その膨れを防ぐために、通気シートを貼り内部の通気性をよくします。
・通気シートジョイント部分メッシュテープ貼り・・・通気シートジョイント部分や端部にメッシュ素材のジョイントテープを貼ります。通気シートのつなぎ目や端部をしっかり補強しないと雨漏りの原因になる事があるため、密着性を高めるためのメッシュテープを貼って強度を高めます。
・脱気筒設置・・脱気装置とは、湿気の逃げ道を作って膨れを防止するためのものです。下地コンクリートは日常の雨・屋内の湿気・水分を含んでおり、昼夜の温暖差や太陽熱により水蒸気を発する。この水蒸気によって防水層が膨れ耐久性が弱くなり劣化を促進してしまい、雨漏りの原因となる。こういった防水層の膨らみを防止するのが脱気筒です。
水蒸気を逃がすことで、防水効果・建物の耐久性保持にも役立ちます。
・立上りメッシュ貼り・・・立上りとは、施工面の平らな場所(平場)に対して、垂直に移行した垂直部分のこと。その垂直部分にメッシュシートを貼っていきます。防水工事をする際に立上りや平場と立上りのつなぎ目である入り隅部分もしっかりと防水しないと雨漏りの原因となるために対応します。
・ウレタン防水塗膜1層目塗布・・・ウレタン塗料による防水層を作る作業は、1層目と2層目の2回塗りでより強度な防水層となります。ウレタン防水は液体で防水層を形成するので、下地の形状になじみやすく、継ぎ目のない防水層が出来上がる。そのため、複雑な場所でも問題なく施行することができるため、防水工事で最も使用される工法です。
・ウレタン防水塗膜2層目塗布・・・1層目が完全に乾いたら2層目を塗布します。2層目の塗布により、メーカーの推奨する必要な厚みになり、本来の力を発揮します。
・トップコート塗布・・・【日本語で一番上に塗るという意味】こちらはウレタン防水材とは異なり、防水性のない保護塗料です。日焼け止めに近い意味があります。防水層は外壁塗装に比べて日中ずっと太陽に当たっており、また防水層は紫外線にとても弱いので、トップコートを塗布し保護する必要があります。
・ドレン塗装・・・ドレンが劣化して錆びていたため、既存ドレンに錆止め塗料のエポタールを塗布します。
・工事完了・・・施工完了後の状態です。自社検査後お引渡しとなります。
最後に
今回塗装工事では外壁の他に、キュービクル式高圧受電設備・雨樋・配管等の塗装も行いました。
その際に使用した塗料はアステックペイントジャパンから出しているマックスシールド1500Si-JYです。
マックスシールドシリーズ
マックスシールドシリーズは、水性塗料にはない光沢感やセラミック成分による低汚染性が特徴の弱溶剤形塗料です。
~ マックスシールドシリーズの特徴 ~ | |
高耐候性 | 塗膜の劣化要因である紫外線や雨などに対して強い耐候性を発揮します。マックスシールド1500Si-jYは促進耐候性試験において4000時間経過後(13~16年相当)も劣化の進行が少なく、塗膜表面が平滑であることが確認されています。 |
低汚染性 | 汚れの定着を防ぎ、美観を長期間保持します。低帯電性・親水性に優れた塗膜表面を形成するため、低汚染効果を発揮します。
■低帯電性:塗膜表面に静電気を帯びにくい性質 ■親水性:塗膜表面が水になじみやすい性質のことで、これによって汚れと塗膜表面の間に水が入り込み、汚れを洗い出します。 |
高作業性 | 顔料の粒子径が小さく、粘性調整を持つ塗料です。この特徴により高い作業性を実現。凸凹がある下地においても、塗りむらや透ける心配が無く美しい仕上がりの塗膜を形成します。 |
防カビ性 / 防藻性 | 防カビ・防藻剤を添加することにより、微生物の発育を抑え、微生物が発育した場合にも菌の増殖を抑制します。これにより、建物の美観をながく守り続けます。 |
あらゆる建物・部位に塗布可能 | 弱溶剤タイプのため、様々な下地素材との密着性に優れています。戸建・アパート・マンション・工場の外壁をはじめ、硬質塩ビや鉄部、木部など様々な箇所に塗布することが可能な多様塗料です。 |
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