お客様の声:内容は5点。ただし、依頼人の名前を間違えられて悲しい。
送付の封筒(書類)・送付の案内・請求書の宛名が間違っています。保証書の方が正しいのです。
やはり不快ですね。
不用品の回収をしていただいて本当に助かりました。このサービスはありがたいですね。
工事情報 | |
防水工事 | |
構造 | 3階建 ALC造 |
評価(5点満点) | 5点 |
工事前
工事後
工事の特徴
■ 防水材メーカー:株式会社ダイフレックス
■防水塗料:DSカラー・ゼロ
- オールシーズン施工に適した使用可能時間
- 大気中の水分の影響を受けにくい
- 施工性が非常に良い
■ ウレタン塗膜防水仕様・規格
《 塔屋防水 》
下地調整:カチオンモルタル
平場:通気緩衝工法 DST-300ゼロ遮熱
立上り:メッシュ工法 DSM-200LMゼロ遮熱
《 屋上防水 》
下地調整:カチオンモルタル
平場:通気緩衝工法 DST-300ゼロ遮熱
立上り:メッシュ工法 DSM-200LMゼロ遮熱
手摺架台:メッシュ工法 DSM-200LMゼロ遮熱
工事の様子
- 既存防水層撤去する
- 劣化した既存防水層を除去してからでないと、剥がれを起こしたり、水が入り込んだりしてしまうので、スクレイパーなどを使ってしっかり錆や汚れを削ぎ落とす。
- ケレン/ 掃除
- 塗料の付着をよくするためにヤスリで下地の汚れや錆を落とす作業。ケレン後は掃除をする。
- 下地調整
- カチオンモルタルを塗布して、素地を平滑に整える。
- 既存防水層を除去した後に、下地の劣化箇所の補修をしっかり行い平滑にすることで下地塗料・防水塗料の密着性がよくなり、防水性能も高まります。
- プライマー塗布
- 下塗り塗料(素地に直接塗布する塗料)と防水塗料(ウレタン)との密着をよくするための接着剤のような役割がある。
- 極力風のない日に行わないと塵やゴミがつきやすい。強い材料のため体につかないよう注意が必要。
- 入り隅部シーリング
- 入隅とは、二つの壁が内向きに入りあってできる角の部分(凹になっている角)のこと。この角の部分に補強のためのシーリング材を埋めていく。
- 平場のひび割れ補修シーリング
- 下地のひび割れをシーリングで埋め、平滑な平場に整える。
- 通気緩衝シートを貼る
- 下地に貼る通気シート。防水層内の湿気は外に通すが、外部側の湿気や水は通さない。
- このシートには通気以外に、建物の衝撃を防水層に伝えにくくする緩衝の効果もある。メーカーによっては防水層の上からもシートの模様が見えますが、見えないシートの場合には写真などでしっかり確認が必要。
- ジョイントテープを貼る
- 通気シートのつなぎ目部分にメッシュ素材のジョイントテープを貼る。
- 通気シートのつなぎ目をしっかり補強しないと雨漏りの原因になる事があるため、つなぎ目部分に密着性を高めるためのジョイントテープを貼る。
- 立上りメッシュ貼り
- 立上りとは、施工面の平らな場所(平場)に対して、垂直に移行した垂直部分のこと。その垂直部分にメッシュシートを貼っていく。
- 防水工事をする際に立上りや平場と立上りのつなぎ目である入り隅部分もしっかりと防水しないと雨漏りの原因となるため、平場と同じようにメッシュシートを貼って防水層を補強する。
- 脱気筒の設置
- 脱気装置とは、防水層に湿気の逃げ道を作って膨れを防止するためのもの。
- 下地コンクリートは日常の雨・屋内の湿気・水分を含んでおり、昼夜の温暖差や太陽熱により水蒸気を発生させる。この水蒸気によって防水層が膨れ、耐久性が弱くなることで劣化を促進してしまい、雨漏りの原因となる。こういった防水層の膨らみを防止するのが脱気筒。水蒸気を逃がすことで、防水効果・建物の耐久性保持にも役立つ。
- ウレタン塗膜防水1層目塗布
- ウレタン塗料による防水を作る作業は、1層目と2層目の2回塗りでより強度な防水層を作ることがでる。
- ウレタン防水は液体で防水層を形成するので、下地の形状になじみやすく、継ぎ目のない防水層が出来上がる。そのため、複雑な場所でも問題なく施行することができ、防水工事では最も使用される工法。
- ウレタン塗膜防水2層目塗布
- 1層目が完全に乾いたら2層目を塗布する。2層目の塗布により、メーカーの推奨する必要な厚みになり、本来の力を発揮する。
- トップコート塗布(トップコートは一番上に塗る塗料)
- ウレタン防水材とは異なり、防水機能のない保護塗料。
- 屋上・塔屋などの防水層は外壁塗装に比べて日中ずっと太陽に当たっている。防水層は紫外線にとても弱いので、トップコートを塗布し保護する必要がある。
防水工事の施工後について
工事の後、どのようなメンテナンスが必要なのかを確認したいと思います。
(下記:株式会社ダイフレックス カタログより抜粋)
■ ドレンまわりを定期的に清掃しましょう。目安1年に2回以上。
飛来した砂埃や枯葉などがドレン(排水溝)に詰まってプール状態になり、そのまま放置してしまうと防水層の劣化を促進させてしまいます。
立地環境によりますが、一般的には梅雨前の6月・枯葉の飛来が増える11月に清掃するとよいでしょう。
※建物周辺に公園や田畑がある場合は飛来物の量も多いため、建物周辺の環境に合わせて清掃回数を増やすことをおすすめします。
■ 防水層の状態を定期的に確認してください。目安1年に1回以上。
《点検ポイント》
- 防水層に膨れが生じていないか。
- 防水層に破断が生じていないか。
- 防水層の端末に剥がれがないか。
- トップコートが消失していないか。
- シーリングの口開きが生じていないか。etc…
防水層の定期点検で現状をしっかり把握することで、万一劣化があったとしても早期発見し、処置も費用も軽いもので済むでしょう。
髙橋工業では保証書が発行される工事に関して、保証年数に関係なく1・3・5・7・9年後に無料の定期点検を行っております。アフターサービスについて
お客様にとって大切な資産である建物をいい状態で維持していくことはとても大事なことです。
建物の劣化はいつ何が原因で起きるかなど、素人目にはわからない事がたくさんあります。
工事後の点検・メンテナンスについてまでしっかりと対応してくれる業者に工事依頼ができると、工事後何かあっても安心です。
最後に
お客様へのお詫び
このたびはお客様に対し、弊社の対応におきましてご無礼がありましたこと、心より謹んでお詫び申し上げます。
今回お客様のご指摘を受け、社内教育・指導を徹底する必要性を痛感しております。
今後このようなご迷惑をおかけすることのないよう、誤字脱字の見落としや確認漏れがないかを複数名で入念に再度確認して参りたいと思います。
今後ともご愛顧を賜りますよう、何卒、お願い申し上げます。
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