神奈川県横浜市 K反町防水工事
横浜市の6階建てビルベランダの防水工事を行いました。
工事情報 | |
防水工事 | |
構造 | 6階建 RC造 |
工事前
工事後
工事の特徴
■建物内にあるベランダ床の防水工事
■下地にカチオンを塗布
工事前のベランダ床にはゴミの詰まりやコケの発生などが見られ、水はけの悪い状態でした。
今回の防水工事では既存防水層のゴミをしっかりと除去した後、カチオンを塗布して下地補修をしっかり行うことで防水層の下地が強固なものとなり、防水性能も高まりました。
工事の様子
①ケレン・清掃
既存下地のゴミや汚れをきれいに除去しておく |
②モルタル塗布
既存下地のひび割れ部分にモルタルを塗布し部分的に補修 |
③カチオン塗布
下地にカチオンを塗布することで、より強固な下地が形成される |
④プライマー塗布
防水塗料と下地をしっかり密着させるためのもの。接着剤のような役割がある |
⑤入り隅シーリング
ベランダ内のへこみ凹の部分にシーリング材を充填し、ヘラで押さえる このような箇所から水が浸入しやすいため、しっかりと対応しておくことが重要 |
⑥ウレタン防水塗料塗布
防水性能を持つウレタン塗料を塗布することで防水層が形成されます 施工面の形状に関係なく塗布できるのがウレタン塗料のメリットです。 |
⑦トップコート塗布
ウレタン防水層は非常に紫外線に弱いため保護塗料が必要となる。 トップコートには防水層を保護する機能が備わっている。3~5年ほどの周期でトップコートの塗り替えをしておくと防水層が長持ちする。 |
⑧工事後
防水層をきれいな状態にしておくことで防水性能が長く保たれるので、定期的に掃除をしておくとよい。
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最後に
防水のメンテナンス
防水層を長持ちさせるためには、防水層をどのように維持していくかをしかっりと考えておく必要があります。
経年劣化や、定期的なメンテナンスの怠りなどで、防水層が衰えてくるとどのような影響が出るのか?
- 保護塗料の色あせ
- 防水層表面の膨らみ
- シートの損傷や断裂
- 下地のひびから植物の育成
メンテナンスポイント
■ 防水層表面の点検・・・目視で塗装や表面に異常がないか、定期的に確認します。
■ 排水口(ドレン)の点検・・・排水溝の周囲には土砂がたまりやすく、そこから植物が生えてきたり雨漏りの原因になります。定期的な清掃が必要です。
■ 工事後定期的に業者に点検してもらう
こうした対策を日頃から行うことで、防水層の寿命が長くなります。
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