豊島区 Sビル4Fルーフバルコニー防水工事
工事情報 | |
ルーフバルコニー防水工事 | タイル防水工事 |
構造 | RC造 5階建 |
工事前
工事後
工事の特徴
防水工事
今回のルーフバルコニー防水工事は「通気緩衝工法」で施工しました。
下地がすでに水分を含んでいる場合、そのまま防水材を塗布すると内部から上がってきた水蒸気により、防水層が膨れてしまいます。
その膨れを防止するには、内部から上がってきた水蒸気を通気緩衝シートの中へ逃がし、脱気筒へ送る通気緩衝工法がおすすめです。
タイル面補修・防水工事
タイル面には防水効果のある塗料「Sクリートガード」を塗布しました。(塗料メーカー:株式会社バークス環境)
Sクリートガードは高機能なコンクリート・モルタル超撥水剤です。塗布後素早く浸透して、コンクリートやモルタルの表層に超撥水層を形成します。
同時に、内部に深く浸透して空隙を充填し、緻密な吸水防止層を形成します。耐候性にも優れ、長期間に渡って塗布面を保護します。
工事の様子
【バルコニー防水工事】
既存の防水層を撤去します。
既存防水層に穴を空けます。
クラックや溝は、カチオン系下地調整材にて補修して平滑にします。
入隅にシーリング材を充填します。
通気緩衝シートを貼りつけます。シワや空気が入らないよう平場全体に通気緩衝シートを貼ります。
通気緩衝シートを目止めします。
改修用ドレン(排水口)を設置します。
立上りに部分に補強用メッシュシートを貼ります。防水層のヒビ割れ抑制・防水層の厚みの確保の役割があります。
脱気筒を取り付ける為、通気緩衝シートの一部を切り取ります。 ※蒸気は上へ逃げようとしますので勾配の高い位置に設置します
脱気筒の設置をします。動かないようにビスでしっかり固定し、さらにその上からメッシュシートで補強します。
ウレタン防水塗料、1層目を塗布します。
ウレタン防水塗料を規定の塗膜厚に形成するために、2回目を塗布します。
ウレタンは紫外線に弱い為、ウレタン防水塗膜の上から保護材である「トップコート」を塗布します。
【タイル面目地埋め・防水塗料塗布】
目地材をタイルの目地に埋め込んでいきます。
余分な目地材を拭き取り、目地表面をにをきれいに整えます。
防水効果のある塗料「Sクリートガード」をタイル面に塗布します。1回目塗布。
Sクリートガード2回目を塗布。
最後に
Sクリートガードの特徴
〈超撥水力〉 コンクリートやタイル目地を強固に守る超撥水力がある。高機能なコンクリート・モルタル超撥水剤です。 |
〈エフロ(白樺)防止〉 モルタル目地からの漏水は白華(エフロ)発生の原因となり、外観を損なうだけではありません。 |
〈塩害・中性化抑制・防錆〉 S クリートガード はコンクリートの内部に深く浸透し、劣化原因物質の侵入を強固に阻止する役割があります。 |
〈防カビ・防汚〉 黒カビや雨垂れで黒ずんでしまったコンクリート面やタイル面も、Sクリートガードの撥水作用により強固に守られ、建物の美しさと強さを保ちます。 |
〈凍害〉 Sクリートガードは氷点下20℃までの温度環境でも施工が可能です。凍結融解や融雪剤など、コンクリートにとって厳しい環境下でも優れた効果を発揮します。 |
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