目次
外壁塗装をやるならココは抑えておきたい5つの注意事項
外壁塗装は工事費用も数十万〜数百万と高額な上、数年〜10年程度は塗り替えをしません。
だからこそできる限り失敗したくないというのが本音だと思います。
しかし、外壁塗装は業者選びの段階から、アフター保証や定期点検などを通して失敗しないためにも注意すべきポイントがたくさんあります。
今回はそんなたくさんある中で、できればこれだけは最低限抑えておきたい5つの注意事項をご紹介いたします。
外壁塗装でこれだけは抑えておきたい5つの注意事項
外壁塗装において最も重要なのは「業者選び」だと言っても過言ではありません。
しかし実際には、費用だけで業者を選んだり、契約内容を確認しないまま選んだりする場合が非常に多く、あとからトラブルに見舞われるというケースが多いのも事実です。
この背景には、外壁塗装に定価がなく、相場が一般的に知られていないという点と、塗装後は誰が塗装しても出来上がりは綺麗にみえてしまうという点があります。
悪徳業者に騙されないためにも、次の注意事項をきちんと理解して業者選びをしてください。
注意事項1:見積書の内訳で業者を見極める
見積書のチェックポイントは次の通りです。
一つでも不明点がある場合には、業者に説明を求めてください。
特に、内訳が明記されてない見積書を提出する業者は要注意です。
・項目が一式表記ではなく、きちんと費用の内訳が書かれているか。
・塗料メーカー名、商品名が明記されているか。
・塗装面積が㎡で表記されているか。
注意事項2:アフター保証内容について確認してから契約する
外壁塗装工事では、工事完了後のトラブルに備えて業者との間で保証に関しての取り決めが必要です。
保証で確認するポイントは次の通りです。
・しっかりとした保証があるか。保証には、塗料メーカーが出す「製品保証」と施工業者が出す「工事保証」があります。
・保証書は書面で受け取り、保証範囲や保証期間を確認する。
注意事項3:外壁塗装価格の目安を抑えておこう!
外壁塗装の費用相場は、一般的な二階建て住宅(塗装面積200㎡)で80~150万円と言われていますが、実際の費用は、塗料の種類、家の大きさや劣化状況などの要因によって変わってきます。
あくまでこの金額は目安と考えてください。
注意事項4:塗料はシリコンとラジカルが一般的
塗料の種類はいろいろありますが、「シリコン塗料」と「ラジカル制御型シリコン塗料」が一般的と言われています。
・シリコン塗料:価格と機能のバランスが良く、水に馴染む「親水性」という性質を持っているので、塗膜の表面に汚れがつきにくくウレタン塗料などに比べ汚れに強い。耐久年数は7~10年程度。
・ラジカル制御型シリコン塗料:劣化現象の1つである「チョーキング現象」に高い効果があり、塗料の耐候性を向上させることができる。耐久年数は10~13年程度で、コストパフォーマンスに優れている。
注意事項5:色選びには注意
色選びはプロでも難しいものです。ここでは、色を選ぶ際に気をつけるべき注意点をまとめました。
・近隣の建物の色との調和を考慮する。
・A4以上の色見本で確認する。
・太陽の下で色を確認する。
・カラーシミュレーションを使う。
業者選びからアフターまでしっかり業者を見極めよう!
外壁塗装でトラブルを防ぐためには、施主自身が外壁塗装に対する正しい知識を持って業者を見極めることが大切です。
業者選びのためには、見積書を提出する前にきちんとした家の診断を行ってもらうことが必要です。そのうえで、見積書のチェックをしっかりと行いましょう。
また、次の塗装までの約10年の間どのような保証をしてくれるのかを確認して信頼できる業者を選びましょう。
この記事へのトラックバックはありません。