分譲マンションでよく聞く鉄部塗装とは!
建物内にある、鉄の部分を塗装する工事です。外壁の壁の塗装と違い、鉄の部分でエントランス~各階・屋上と全ての個所に鉄部はあります。
※鉄部の一部です。
分譲マンションでは管理会社の作成する長期修繕計画書を元に修繕を行います。
この長期修繕計画書とは、いつ?どこの修繕をやるか?予算はいくらか?この情報を30年以上先まで計画している計画書です。この計画書は定期的に見直し(基本)を行いますが、予定している予算はあくまで管理会社の計画となります。
ここで注意!
管理会社の予定している計画が高い場合は、修繕積立金も足りなくなるので、長期修繕計画書を元に修繕積立金の改定となるマンションが多いです。
また、管理会社を入れない場合や修繕積立金の改定を行わず、途中で修繕金がなくなってしまうマンションもあります。
このようなマンションでは、修繕ができない事態になり最悪住むこともできないような状態になってしまうこともあります。
鉄部塗装の落とし穴
鉄部塗装は修繕計画の中でも一番コンスタントに行う修繕です。
なぜそんなに行うのか?
それは、予め品質の落とした材料で塗装をしているからです。
現在、塗装会社のHPや塗料の話でも目にする10年!15年!20年!と塗料の耐久年数や保証も伸びてきております。
ですが、費用は高く塗料は安い塗料で施工を行うことが管理会社の基本となっております。
なぜそんな事をするのか?
それは、修繕計画での予算は200万円などなっていても、実際管理会社の取分で50万円、施工会社で50万円、施工で100万円など費用に似合った工事を行っていないことが多いです。
また、数年後塗るから5年持てば良いが本音です。
塗料の違い
これは弊社で紹介している塗料の種類の一例です。
耐久年数は、シリコンから10年以上がほとんどですが、分譲マンションの鉄部塗装の見積書を見ると各社ウレタンやシリコンの1回塗りなどコスト削減を行う会社が多いです。
材料を選んで修繕回数を少なくする
鉄部塗装で使用する材料を耐久年数の高い材料で塗ることにより、5年周期の鉄部塗装を10年周期に変更も可能です。
このようにすることで、よけないな修繕費を削減できます。
管理会社は売上が減るため、このような方法を嫌いますが、分譲マンションの所有者様としては、不要な工事は行わず修繕罪手金の金額は安く、マンションの価値は下げず綺麗に保たれることを希望される方がほとんどでしょう。
実際マンションを売る場合には、修繕積立金の金額や、現在の修繕積立金の残高を気にする方はたくさんいます。
分譲マンションは管理組合で決まる!
これから鉄部塗装を行う会社や、大規模修繕をお考えの理事会からのお問い合わせお待ちしております。
弊社は管理会社泣かせになりますが、不要な工事を行わず必要な工事だけを安くがモットーです!
相見積もりも歓迎していますので、ご縁があれば問い合わせください。
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