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外壁塗装に適した季節と適さない季節!おすすめの施工時期は?
外壁塗装の施工内容は主に「塗料を使った塗装」です。
塗料を扱う以上、温度や湿度、気候などに影響されやすく、外壁塗装には適した季節・気候と適さない季節・気候があります。
ここでは、そんな外壁塗装と季節・気候の関係や、おすすめの施工時期について詳しく解説いたします。
外壁塗装に適した気候条件は?
気温がある程度高く、高温保湿にならなければ基本的には外壁塗装はできます。
しかし、天気自体が外壁塗装に影響するわけではなく、天気や季節特有の気温や湿度が外壁塗装に影響するということを覚えておきましょう。
ただし、外壁塗装に適している気候条件でも、悪天候の場合など、天気次第で外壁塗装できない場合もあります。(※1)
※1:業者によって細かい基準は異なります。
【季節別】外壁塗装時期のメリット・デメリット
季節ごとに特有の天気や気候があります。
ここでは季節別に、それぞれ外壁塗装をする時期としてのメリット・デメリットをご紹介します。
春
比較的空気が乾いているため、塗料が乾きやすい季節になります。
気温も高すぎず低すぎないので、専門業者も比較的作業をしやすい季節と言えます。
デメリットとしては、ゴールデンウィークの時期に連休をとる専門業者だと作業が長期中断する恐れがあることです。また、地域によっては複数の専門業者がセールスにやってきて、依頼主が業者選びに苦労するケースもあるのでご注意ください。
梅雨
梅雨の時期でも、大雨や雷などで工期が延びる恐れはありますが、湿度が高くなければ外壁工事は行えます。
しかし、雨で塗料が落ちる可能性も低いです。
また、雨が降ると足場が濡れるため専門業者も作業しづらくなりますし、悪天候時には作業を中断しなければならないというルールがあるので、工期が長引いてしまいがちな季節です。
特に、梅雨末期は大雨が降って工期が延びやすいのでお気をつけください。
夏
夏は気温と湿度が高いのが特徴です。
高温であれば塗料の伸びがよくなるだけではなく、塗料が乾く時間も短縮できるため作業は進みやすいと言えます。
しかし、専門業者によっては気温が下がりやすい夕方から作業を開始するケースがあるため、生活リズムに影響が出てしまう可能性もあります。
また、ゲリラ豪雨や台風に襲われやすく作業が中断する確率も高いです。
台風に襲われると足場が崩れたり外壁塗装で使っている用具が吹き飛んだりする恐れもあります。
台風で近隣住民への被害が出ないかなども夏の外壁塗装の懸念事項の一つです
秋
秋も春と同じく空気が乾いているため、塗料が乾きやすい季節になります。
さらに、日が経つにつれて気温も下がるため、職人も作業が捗ります。
ただし、9月は台風が発生しやすい季節です。
台風が直撃すると工期が延びるため注意が必要です。
また、9月を中心に残暑に襲われるケースもあるためエアコンの準備はしておきましょう。
冬
冬は気温が低いため、窓を開けなくても過ごせるのがメリットと言えます。
ただし、北海道・北日本を中心に5度以下となる日が多く、塗料が乾燥するまでに時間もかかるため工事も進みづらくなります。
特に、大雪が降ったり結露が起こると工期が延びる原因となるため冬の依頼は控えた方が良いでしょう。
雪が積もると、雪かきを行わなければ工事してもらえないケースもあります。
外壁塗装は空気が乾燥し、天気が安定している季節がベスト!
外壁塗装をする人は、天気が比較的安定している季節「春・秋」を中心に外壁塗装の依頼をするとよいでしょう。
天候不順で工期が延びるリスクも低いためおすすめです。
ただ、専門業者によっては時期に応じて施工料金が変わるケースもあります。
不安な方は施工前に専門業者へ尋ねて、疑問を全てクリアにしてから外壁塗装の依頼をするようにしましょう。
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