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外壁塗装の雨戸塗装は必要?雨戸塗装の重要性と費用の相場
外壁塗装をして外壁が綺麗になると、雨戸や雨樋など外壁の付帯部分の汚れや劣化などが気になってしまいます。
特に雨戸はサビだったり、塗装の剥げなどが目立ちやすい部分です。
そのため、外壁塗装と合わせて雨戸塗装もやってしまうという方も多いです。
ここでは、そんな雨戸塗装の必要性や方法、費用相場などを詳しく解説していきます。
雨戸塗装の必要性とは?
雨戸には、雨や風、また災害による飛来物などから窓を守る役割、そして空き巣など外部からの侵入者を防ぐ役割があります。
しかし雨戸は外壁塗装同様に、雨風にさらされている部分なのでサビてしまったり、塗装が剥げてしまったり時間が経つにつれて劣化していきます。
劣化すると、雨戸自体の耐久性が落ちるとともに、見た目も悪くなってしまいます。
どちらかといえば耐久性というよりは、見た目が悪くなってしまうという点から、外壁塗装と一緒に雨戸塗装をやる方が多い傾向があります。
雨戸塗装の方法
雨戸塗装は外壁塗装をやっている業者であれば対応可能なので、基本的に外壁塗装業者に依頼します。
雨戸塗装は主に次のような手順で行われます。
1:下地処理:外壁塗装同様に雨戸表面についている汚れやサビなどを高圧洗浄機やサンドペーパーなどを使って丁寧に落としていきます。
2:塗装:塗装は外壁塗装と同様、下塗り、中塗り、外塗りの3回塗りを行います。
基本的には外壁塗装と同じような手順です。
ただし、雨戸は外壁塗装と違いサビやすいので、下塗りの際にサビ止め効果のある塗料を塗ることがほとんどです。
また、中塗りや上塗りには、金属との密着性の高いウレタン塗料を使うことが多いです。
もちろん汚れにくいフッ素樹脂塗料や、シリコン塗料、断熱塗料なども使えます。
窓から熱が出入りすることが多いので、断熱塗料などを塗っておくのも効果的です。
雨戸塗装にかかる費用はどれくらい?
雨戸塗装にかかる費用は1枚2〜3,000円と非常に安価です。
一般的な家の窓の数が5〜8枚なので、1枚の窓につき雨戸が2枚ついていたとしても最大4万8,000円ほどで収まります。
しかし、注意したいのが、雨戸塗装には上記費用の他に、「足場代」が加算されるということです。
足場代が平米あたり600〜1,000円ほどなので、家の雨戸すべてを塗装する場合にはトータルで2〜30万円ほどかかってきます。
足場を雨戸専用で組むと非常に高いので、実は外壁塗装と合わせて行うのが一番安く費用を抑えるポイントなのです。
雨戸交換と雨戸塗装はどっちが安い?
「雨戸は塗装するよりも新品に交換した方が安いのでは?」と思われた方もいらっしゃると思います。
しかし、実は雨戸交換費用は意外と高額なのです。
雨戸を交換する場合1箇所につき約10万円、また全箇所やるとすれば2〜30万円ほどが相場になります。
またこれに足場代がプラスされるので、さらに高額になってしまいます。
古い家屋の場合、交換できる雨戸が無いケースもありますので、そういった場合にはオーダーメイドになりさらに費用がかさみます。
このように、雨戸交換よりも雨戸塗装の方が割安です。
雨戸塗装は外壁塗装と一緒に行うのが一番安くてベスト!
業者によっては外壁塗装と一緒に雨戸塗装をすると割引してくれる場合もあります。
雨戸塗装も外壁塗装と同様足場代が高くついてしまうので、外壁塗装を行うタイミングで一緒に雨戸塗装もやってしまった方が、一番お得です。
また、外壁と同じサイクルで劣化していくので、外観的にもおすすめです。
むしろ雨戸塗装のみをやる場合、交換をする場合はそれだけで割高になってしまうので、雨戸塗装を考えている方は、次の外壁塗装の時期まで塗装を待てないかどうかを検討してみましょう。
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