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へーベルハウス外壁の特徴と、外壁塗装業者に頼む際のポイント!
ヘーベルハウスといえば、CMで見たことがある人もいると思います。
ここでは、ヘーベルハウスの外壁の特徴・メリット・デメリットや外壁塗装業者に依頼する時に抑えておくべきポイントなどを丸っとご紹介します。
へーベルハウスの外壁の特徴
ヘーベルハウスの住宅は、ALC(気泡が多く含まれているコンクリート)素材を外壁に使っているのが特徴です。
別名「ヘーベルボード」とも呼ばれています。
石には鉄筋が差し込まれており、鉄骨マンションにも採用されています。
なお、ALCの厚みは35mm~200mmと幅広く設定されており、用途によって使い分けが必要です。
業者と綿密に打ち合わせしてから厚みを決めましょう。
へーベルハウスの外壁のメリット
へーベルハウスの外壁には「ALC(軽量気泡コンクリート)」が使われています。
実はこのALCは、サイディングボード製外壁、モルタル製外壁に次いで住宅の外壁に使われている素材で、様々なメリットがあります。
通常のコンクリートと比べて軽い
ALCはコンクリートでありながら、通常のコンクリートと比べると4分の1の重さです。建物への負担もかかりづらいため、自宅を長持ちさせたい人にピッタリの外壁です。
また、万が一落下したときも通常のコンクリートと比べると、衝撃度は低くなる可能性が高いです。耐火性や耐震性も高いため、火事や地震に襲われても被害も少なく済むというメリットがあります。
外壁塗装時の費用が一般的な料金より安い
へーベルハウスの屋根は「陸屋根」となっており、普通の屋根に比べて塗る面積や作業時間などが少なくて済みます。
よって、外壁塗装時の作業量を抑えられ、全体の外壁塗装の費用が安くなというメリットがあります。
また、作業量が減るということは、工期も通常と比べて短く済むということです。
外壁塗装は最低でも10年毎に定期的に行わなければならないものなので、1回あたりの費用も高額になりがちです。
費用が安くなるという点では非常にメリットがあると言えます。
ブランド力が高い
ヘーベルハウスは、旭化成グループ(旭化成ホームズ株式会社)の商品なのでブランド力も高いです。
旭化成グループ以外の業者でも多く取り扱われており、住宅業界の中でもメジャーな外壁だといえます。
大手企業ブランドなので安心感もあります。
へーベルハウスの外壁のデメリット
軽量でかつ、耐火性や耐震性なども高いヘーベルハウス(ALC)の外壁にも、デメリットがいくつかあります。
他の建物に比べてコーキング箇所が多い
コーキングとは、外壁の隙間を埋めるために行う作業のことです。
ALCの外壁は継ぎ目が多いためコーキング箇所も多いです。コーキング箇所が多くなれば、費用も膨れ上がりやすいです。
さらに、コーチング技術が未熟な職人だと、漏水を起こしやすくなるため業者は慎重に選んだ方がよいでしょう。
ただし、技術が高い職人にコーキングをしてもらっても劣化はするため、定期的な修繕は必要になります。
コーキング箇所が劣化すると漏水の確率が上がって、漏水へとつながるため覚えておきましょう。
ALC板なので防水効果がない
ALCの外壁自体に防水効果がないのもデメリットです。
防水機能をALCの外壁につけるには外壁塗装を必ず行う必要があります。
外壁塗装をしなければ、漏水や雨漏りが起こりやすくなります。
大雨が降ると漏水の被害が大きくなるので、必ず外壁塗装を行わなければならないという点がALC板のデメリットです。
へーベルハウスの外壁は10年毎の外壁塗装が必須
ヘーベルハウスの外壁は、10年に1度外壁塗装が必須です。
なぜなら、外壁自体に防水効果がなく、外壁塗装の劣化とともに外壁自体の損傷も出てきやすくなってしまうためです。
ただ、同じヘーベルハウスの外壁塗装でも依頼先によって費用・工期は異なります。
業者によっては、安い費用で短工期で外壁塗装を行ってもらえるケースもあるため複数の業者に話を聞きましょう。
最近では、外壁塗装業者の見積もりをインターネット上で依頼できるサービスもあります。あらゆるサービスを活用して、あなたに合う担当者を見つけてみてください。
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